体感時間、一千年

この夜が明けるまで

『アンデッドアンラック』 一口感想

アンデッドアンラック、単行本で読了しました。

TVアニメ『アンデッドアンラック』公式サイト

面白かった、面白かったけどジャンプ作品としてはめちゃくちゃ異質なので少し評価を掴みかねている。能力ものとして愛、努力、勝利を描きながらループ系?作品でもあるところが新しい。

設定だけ見たらライトノベルに近いような作品だと思います。だからこそそれを漫画に落とし込んだ戸塚廣文先生はすごい。

でも正直このループを挟むことで振り落とされた読者も本誌では多いのではないでしょうか。読み返せない場合は特に頭が少しごっちゃになったりしそう。Wiki見てたけど単純に登場人物多いのもある。

ループ前はわかりやすいバトルもの、ループ後は否定の発現前に関わるため日常的テイストも追加されるのでそこも個人的にはさっきまでのバトル展開は??となってしまった感はある。それがあるからこそ最後の方のバトルで全員集合みたいなことができるけれど。

ちなみに最後のバトルはよくわかってない。ジハートの展開はめちゃくちゃ良かったと思う。でも神の理解とマスタールールの理解はすごいふわっとしている。不正義(アンジャスティス)強すぎる。でもこの頃には不正義がどんな能力だったかも忘れている。面白い作品なのに読者側のガバが起こるのが一番の敵な気がしますね。

一番好きな能力者は久能明。不明(UNKNOUN/アンノウン)の否定者。これアニメの最終話だったらしい。君に伝われのシーンは一番良い。最初に読んでた少女漫画がリンクして、ヒーローに対しての想いが伝わってきて、色々最高でした。逆にタイムリープ後はそんなに思い入れがないというキャラ。やっぱ最初が良すぎたという。

まるで読んでないやつの感想みたいになりましたがいかがだったでしょうか。面白かったんだけどやっぱり捉えきれていない。そういう意味ではちょっと難しい作品なのかもしれない。もちろん少年漫画として勢いで楽しめるんですが更に面白く読めた方法がありそうで、、、

またまとめて読み返したいですね。ループ前は間隔空けても読みやすいんですがループ後は一気読みすることをオススメします。

 

最近ブログのネタになるものは読んでいるのに感受性が低すぎてあまりいい感想が書けない(泣