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女子校の男子、バレるな———『4人はそれぞれウソをつく』 感想

『4人はそれぞれウソをつく』一気見しちゃいました。

TVアニメ『4人はそれぞれウソをつく』公式サイト

一気見しちゃうなんて学生の頃以来です。作業しつつ見ている時間も長かったですが話が複雑になることもなくシンプルなコメディが面白かった。

主な登場人物は宇宙人であることを隠している大佐リッカ、忍者の出身であることを隠している千代、サイキッカーであることを隠している関根、実は男子であることを隠している翼(剛)です。

宇宙軍人の大佐であるリッカ、バレるバレない以前に学校にいる人を全員洗脳している。宇宙技術も凄まじく七夕の願い事を叶えたり、どうしようもなくなった時に時間を巻き戻したり作中一番無茶苦茶できる存在。地球に不時着して同志による救援を待つ身である。地球の文化に疎いところもある。

忍者である千代は忍者を隠してはいるものの一番開示しても問題なさそうな気がする。抜け忍なので里から実の弟を追っ手に出されています。血生臭さとは無縁の生活を一番楽しんでいる気がします。綺麗なルックスと壊滅的勉強のできなさで物語に参加してくる。

サイキッカーである関根は同性の心が読めるのでリッカ、千代の心は読めるのですが翼(剛)の心は読めなかったりするところが物語に味を出しています。関根が割とボケとツッコミ両方担当するので。自分のためにサイキックを利用すると機関のものに捕まってしまうらしい。

いちいち書いている翼(剛)という意味わからん表記ですがこれは双子の姉の翼として成り切って入学した弟の剛という意味ですね。クレジットにこう書かれているから仕方がない。実質4人の中では翼(剛)が翼に見えているのです。男である以上お泊まりイベントに参加できなかったりとある意味一番制約が多いしバレたらやばい人。一番常識人よりなので絶対にバレないでほしい。美少年とも美少女とも呼ばれる中性的な可愛さを持つ。

ちょっと長めにキャラを紹介しましたが、こんなキャラクターたちが動くんですよ。そりゃ楽しい。原作が別冊少年マガジンということもあって綺麗なコメディだけでなくギャグ寄りだったりちょっとした下ネタだったり女の子だけのコメディでは見られないカオスな感じも魅力です。表情とか声がコメディの枠外にある。

特に好きなエピソードは2話の文化祭の忍者屋敷、4話のナイトプール、11話のさよなら大佐かな。文化祭の忍者屋敷はおもしろコメディ、ナイトプールは前述した七夕でみんなの願い事が叶うオチ、さよなら大佐は最終回です。どの話もみんな活躍してるけど翼とリッカが主軸だと面白いです。(二人きりの遊園地回は別として)

最終話のさよなら大佐は緊迫感もあってかBGMの通りがいつもより良かったです。リッカが千代のIQを爆上げしたことによりみんなの嘘がバレてしまうお話。まぁこういう話の最後はバレるオチになってしまう。リッカが宇宙に帰ることになって宇宙船に乗り込むのを身体能力とちょっとの超能力で追いかけてみんなで大佐を連れ戻すお話。EDの空に浮いてる絵が使われたの熱いわ。オチは結局リッカの力でタイムスリップしてその日の朝に帰る。みんな記憶はなくしたので嘘は守られたまま..?なのです。

真面目に批判すれば出来るんでしょうけど、このオチを受け入れてしまう、これで良かったと思えることがこの作品に魅了されてしまった証なんじゃないかな。

緻密な設定より世界観と勢いの強さの方が売りのアニメだと思います。終わり。