体感時間、一千年

この夜が明けるまで

『ブルーロック』一期の11話までみたけれど

最近は作りが複雑なアニメ公式サイト多いよね

tv.bluelock-pr.com

以前から話題になっていたのですがアニメ二期も放映されていることをきっかけにブルーロックを見始めました。スポーツもののアニメって個人的にめちゃくちゃ見やすいです。

1話は漫画で見たんですけどなんかSAOみたいな感じの始まりでしたね

まだ途中なので一期の中でも総当たりリーグ戦までを見終わった感想になります。

作画が結構独特でモノクロ演出が使われたり、原作風タッチになったり?(潔くんのゴールの匂い演出はMJ格闘倶楽部の役満あがる演出に似てる)個人差があるかもしれませんが私は結構好きです。

キャラは大体イナズマイレブンかもしれない。見た目とか感覚的に。足の早い千切君とか風丸と霧野の融合体でしょ。

見た目つよい

他のキャラクターの女性人気も高そうです。嫌なやつだった雷市くんもなんやかんやDV彼氏くらいで収まっている気がします。主人公である潔くんはまぁ普通かな。シュートしてる時はかっこいいよ。そしてイナイレでもあったように深掘りされていないキャラが何人かいますね?髪型がなんか似てる二人とかイガグリとかがもうちょっと活躍する時は果たしてくるのでしょうか。今のところそっち方面の武器を感じられない、いやソッチ方面ならあるんですが。

本題はここから

ストーリーっていうかこれについて話したかったんだが、vsチームVの糸目(久遠くん)のファウル許されるの??レッドカードは当然なんだけど、なんか許せなくない??一人犠牲に後半あれやってりゃ勝ちじゃない?別に久遠くんが嫌いなわけではないです。。いや嘘です裏切って12vs10みたいなこと言い出したあたりから少し嫌いかもしれない(全然ストライカーじゃないじゃん、、)。凪くんは好きです。

現実と比較するのはナンセンスな話なのでそんな話ではないのですが、作品内の倫理観でもあれでレッドカード以上の罰がないのはなんだかなぁ(あれでV側が怒るのは当たり前だし危ないプレイすぎる)見ていて勝利したのに消化不良感が少し残ってしまいました。同じようなストーリーを求めるにしろ久遠くんは必死のスライディングをして足首当たってレッドとかでもいいんじゃないでしょうか。なぜあまりにも故意な全身タックルを選択するんだ、確実に止まるけど。私の好感度はダダ下がりです。久遠くんと(元)チームメイトとの不和を描くエピソードとしても前衛的だったと思います。イナイレでこれをできる気はしない、テニプリだと何が起きてもおかしくないけど違う気がする。やっぱりブルーロックのイカれているところかもしれない。

まぁ複雑なことはなんも考えず楽しめばいいのだ、エゴで書いてしまうけど。あの世界で描かれたメッシのスーパープレー見てみたいなくらいで。実際サクサク見れるのでリアルタイムに追いつくのは無理でも話題を終えるようにはなるかも?ここから個人戦みたいな感じでワクワクします。

正にリドル 『悪魔のリドル』 一口感想

アニメ「悪魔のリドル」公式サイト

正直、ストーリーはわからなかった。回収部分が少ない気はします。

1話1話はテンポ良くて面白いんだけどね。10年黒組も慣れていきます。

兎角の上司も役割がわからないし、黒組のみんなも物語後は別に幸せじゃないし人殺してるし。剣持さんに至っては何で暗殺する人なのかわからんまま退場しちゃうし。

そんな話の中で好きなのは英純恋子が主役の10話、倒し方も戦い方もEDも全てがかっこいい。

EDが毎話変わるのってめちゃくちゃ労力だと思うんですが、めっちゃいいよね。途中ED映像で今回の回想流れるの名探偵コナンっぽいなぁと思いながら見てました。

悪魔のリドル識者、募集しています。

今のことしか書かないで 感想

『今のことしか書かないで』(大槻ケンヂ.ぴあ株式会社.2024)楽しく読ませていただきました。

大槻ケンヂ(以下オーケン)のエッセイは今までも何冊か読んでいるのですが、それらとはまた違ったテイストがある。エッセイ集でありながら一つの幻想私小説として成り立っている。そしてアラ還になった今も新たなことに挑戦し続けるオーケンは本当にすごい。オーケンは他の人を見て自分なんかまだまだだなと言ってしまうのでしょうが、オーケンが認める天才と同じようにオーケンもまた天才なのでしょう。

オーケンのエッセイは語りかけてくるかのようで(実際のトークを聞いたことがないので想像のオーケンボイスですが)その読み心地の良さも魅力だ。今までのエッセイよりも落ち着いたオーケン(58)の空気感、と思ったらオーケン節全開の妄想ストーリーに飲み込まれるような一冊でした。

ここからはネタバレありの内容の感想です。

lp.p.pia.jp

特に好きなのは「しゅとうっとがると〜白昼夢〜」「ナマさんと鉄砲」、章の中でもこの二つは結構幻想小説色強めかもしれない。

「ナマさんと鉄砲」

この話はもう俳句なんじゃないかと思う。

話は「母が施設の縁日で射的をしていた」、「爆笑問題のラヂオで生首の話をした(ぴょんきちのシャツ?)」の二つから出来上がっているはずだ。そこから生首のナマさんと仲良くなるifオーケンの人生。このギリ想像できるんじゃないかという始まりからとんとん拍子に進んで、現実に戻り始めて、縁日の伏線が回収されて突然の射撃。この話は母がお年寄りであるという要素をめちゃくちゃ活かしている。この最後が非常に情緒があるというか、特に最後の母のセリフとナレーションはこのために今までの文があったとしか思えないほど収まりがいい。

「しゅとうっとがると〜白昼夢〜」

しゅとうっとがるとをしゅとうっとがるとと言い続けることが可愛い。

この話はオーケンが白昼夢のような幻想譚であると書いているように、一番妄想の部分が多いんじゃないだろうか。それでいて全く他の章と変わることない読み心地だから不思議だ。この文章の変わらなさがエッセイと幻想小説の境をなくしているのではないだろうか。

少し本筋から外れてしまった。街中で見かけた天才ピアノ少女から自称天才ピアノ少女との過去を思い出していく話なのだが、この自称天才ピアノ少女は後の物語にも登場せず、本当にこの話にしか出てこない幻想少女である*1。この話の中でも感じたことは、オーケンは歌詞でもそうだが恋愛の一部分を描くのが非常に上手いと思う。一つの場面で強い「愛している」を伝えてくる。そんな恋愛の一部分を描くことで読者の想像はさらに広がる。今回で言えば手の甲にメモをするというギミックがそれだろう。本当に曲の中の世界のような一編だ。現実は「弾き語りの帰りにピアノを弾いている人を見た」だけかもしれない。

 

幻想色濃いめの章をピックアップして、しかもメインストーリー?にはあんまり絡んでないので感想としてあまりアテになるものではないのかもしれない。

この本の帯にはベストアルバムみたいな最新刊と書かれていて読む前は半信半疑だったが、なるほど確かにアルバムのように感じられる本である。ベストアルバムというよりはむしろこれを新盤として出してほしい気もするが。

『今のことしか書かないで』はオーケンが好きな人には全力で推せるし、オーケンを知らないなって人も語り部オーケンなだけで幻想小説として楽しめる部分があるのでナシではないのかな。

でも『ロッキン・ホース・バレリーナ』読んでからの方が間違いないなと思う。靴の方のロッキンホースバレリーナも調べてみてね。田舎町ではほとんど履いてる子を見かけないけど可愛い靴だよ。

こんな感想が大体オーケンのエッセイ1話分に値する文章量である。

読み終えた君は『今のことしか書かないで』読んでみるのもいいかもしれない。

*1:私が無知なだけかもしれない

ハ!ナ!ヤ!マ!タ!——『ハナヤマタ』 感想

未だに2010年台のアニメに囚われている

というわけで、ハナヤマタを見ました。

ハナヤマタ TVアニメ公式サイト

当時のインターネットではゆゆ式くらい流行ってた印象。実際に見る前の期待感はまぁまぁ高かったです。

見た後の第一声、ハナヤマタ

僕は脳が死にながらアニメを視聴してるので11話の最後の予告まで理解してなかったんですね。あの瞬間目が覚めたと言っても過言ではない。

 

ハナヤマタの謎が解けた後はとりあえず他の魅力について語っていきましょう。

まずは「花ハ踊レヤいろはにほ」(パーっとパーっと晴れやかに)このOPは一気見してる中でもほとんど飛ばしてないです。OP映像が良すぎるわ、曲自体も魅力的。後述しますがハナヤマタという作品の核の一つであることは間違い無い。

あと隠れて無いけどEDの「花雪」こっちも飛ばすことはなかった名曲なんですがフルで聞いてみてほしい。かっこよさが三倍くらいになります。見たアニメのアニソンをとりあえずフルで聴くのは最近の習慣なんですがそれが刺さった一曲。マジでテンション上がります。

 

さて、今更にはなりましたがアニメ本編の評価

ラブライブも数年前に見たので思い出せないけどこんな感じの構成じゃなかった?あと衣装が劇場版に似てる。

1話開幕のハナとの出会いのシーンははちゃめちゃ綺麗です。力入ってんなと伝わる。

今一度、物語の全体を見たらあるあるイベントが全体的に遅いんです。初舞台での失敗も、5人目メンバー加入も、合宿回も。それらはなぜか、とんとん拍子に物語が進んでいると思ったらよさこい関連でちゃんと止まって説明しているからです。一気見だとあんまり気づけないところではあります。

そんな物語の都合もあり特にマチちゃんはキャラクターを見せれる時間があまり無いことが残念に感じました。1クールアニメで加入がこんな遅いキャラっているんだ。

そして物語のほとんどを楽しく見てましたが11話と12話のハナにだけはつっこみたい。アメリカに行くまでに言い出せなかったのはしゃーない、この年代ならではの不自由さを描いている部分もある。そこからアメリカで言って爆速で帰ってくるのは違くない?じゃあ言えたやん!

そんなことを思いながらめちゃくちゃ12話では不安になるし間に合えーとばかり思っていました。ハナが飛び入りで間に合うシーンはめちゃくちゃ好きです。

でも舞台が終わった後に日本に入れるよう説得してみるのはいきなり強気になりすぎじゃないか?アメリカで3人で暮らすの破綻させようとしてるやん。そこは移ろいゆくものなのでしょうか...

ハナが戻ってくるまでの間、他のみんなは別れてからも練習してやろうってのがすごい。やる意味ないよ!とかにならなかったのはいいことだなって。空港まで追ったのにその上で笑顔で送り出すシーンは泣ける。

その12話で一番感じたことが音楽と光の使い方です。BGMがなんかすごい聴きやすかったのを覚えてる。あと1話リスペクトなのか海が紫色に光ってました。

2番目がナルの成長ですよね。今一瞬そのシーンだけ見て泣きそうになりましたもん。キラキラと耀く人になったんだなって実感できる練習シーンは感動モノ。

 

なんかめちゃくちゃ箇条書きみたいな感想ですね。うまくハナヤマタの面白さを伝えきれない。面白いのは伝えても、でもこんな感じが不思議だよねっていうのが解説できない。懺悔

最後に、一番ハナヤマタを見るべきなのはまだラブライブを視聴してない貴方だと思います。

 

マユミ

住居が程よく田舎にあるもので、他の家の庭に生えている植物を見ることが度々ある。

まじまじ見ていて家の人に怪しまれたら失礼なのでほんの1分無いくらいだ。そんな時間でも印象に残っている植物については少しだけ調べてみる。今回はそれがマユミだった。名前だけ聞いてもほとんどの人がわからないだろうからまずは画像で見てもらおう。

花が咲いた後のマユミ

実際僕が見たのはこの赤い部分が咲く前、さくらんぼのような、立体感のある十字形のようなそんなときだ。それが花が咲いている状況だと勘違いしたので印象に残っていた。実際に花が咲いた後のマユミを見るとなんだか少しグロテスクな印象を感じる。

植物のマユミの由来は古来から弓の材料に使われていた真弓から来ているらしい。マユミというと今では人名に使われている方が思い浮かぶのでなんだか変な感じである。田中真弓さんや五條真由美さんなどもマユミである。最近流行りの名前である葵、花のようにマユミにもフラワーネームとして流行りがあったのかもしれない。

げんしけん 感想 斑目の恋愛模様

げんしけん』(木尾士目.アフタヌーンKC.講談社)漫画で全巻読了しました。

初版なので栞がついてた、めっちゃ偏りあるけど

いやぁ〜個人的には一巻の雰囲気が一番好きです。

1巻は特にオタクらしいオタク漫画であり、主人公のオタクだがオタクである覚悟が決められない葛藤や単行本の途中で挟まる自己紹介に好きなアニメ、漫画、ゲームに格ゲーの持ちキャラ欄まであり*1、様々な元ネタにニヤけられる。めっちゃオタクを連呼しているがこれは最高の出だしと言える。初めてのコミケやらなんやら、一般人枠の咲がいることによりオタクが一層引き立つというものです。

しかし、物語が進むごとに『げんしけん』はオタクたちの青春物語へと変化を遂げていきます。いや作者が描きたいのはこちらの方向性だったのかもしれません。1巻がむしろ助走だったというべきか。

青春的イベントも乗り越えつつ気づけば最終巻、なんかカップルが増えている。読んでいるオタクは少しづつ苦しくならないか?寂しくならないか?サークルのいく末としてはある意味でよくあるなのでしょうが見てると苦しい。特に8巻は恋愛以外の部分も苦しすぎた。

 

逆に好みの恋愛シーンは斑目の片想いというか、オタクらしさ*2のある閉鎖した恋愛。

最終巻で指摘された通り咲は気づいているのかもしれません(普段の機敏さからあり得そうだが果たして?)。気付いてたとしても触れないならそれが一番いいことなのでは無いでしょうか。変わらない関係性で笑っていられる。必ず敗れるであろう斑目の片想いは最良の結末を迎えたと言えるかもしれない。

そんな恋愛模様斑目の魅力が詰まった回を少し紹介します。

第20話「漂流部室」(ミーティングのためにみんなの家に行く話)でのラストのシーン。めちゃくちゃいいですよね。他のものを犠牲にしてまで守ったものは好きな人の写真だなんて、そりゃ見つかるわけにはいきません。初めて恋心が明確に描かれたシーンです。

第26話「斑目式買い物法応用編」

ぱっと見恋愛要素は薄めかもしれません。

話は少し脱線しますが、斑目のアパレルショップでの苦しさがわかってしまう。店員さんが良かれと思ってセールストークをしてくれるのに乗り切れないしというか一人でいったら逃れられない。友人と一緒なら友人を生贄にすることでいけるんですけどね。

それはさておき本筋に戻ります。

この話では咲に感化された斑目が逃げずに服を買うんですけど、

自分の判断で決める 「これはいいものだ」と思ったら金を出す

俺はそうやって選んだものに誇りを持っている

なぜならそれは俺そのものだから! (コミックス5巻p46.斑目

これが斑目式買い物術です。これで買った服を着て、咲に評価される。これは斑目の言葉を借りるなら斑目自身が評価されているのと変わらないんじゃ無いでしょうか。

なのでこれは恋愛回です。

第32話「フタリノセカイ」

タイトルのフタリは斑目と咲でもありつつ扉絵的にはコーサカと咲でもある。

ここのお寿司食べながら話してるシーンの斑目、表情の変化がすごくいい。コーサカの影響とはいえ斑目と咲が一瞬同じセカイに触れてしまったことでまた切なくなる。同じセカイで触れられないよりは別の星の人でいて欲しかった。だから最後のページではフタリの目線が合わない。

失恋回はげんしけんで唯一じゃ無いでしょうか。

飛んで第50話「告白」

タイトルの時点で重い。

ここまで扉絵はほとんど女の子ズだったのがここで斑目一人の振り向き姿です。かっこいい。

この回は咲ちゃんと斑目の決着です。読んでくれ。斑目の可愛さとかっこよさがよく出てる。

途中の独白にもあるとおりこれが因果応報だとしたら最後に言われたセリフもまた因果応報、これまでのことが一通り丸くなって、それだけで良かったんです。最後にみんなが乱入してくるオチもありがたい。

気がついたら斑目のことばかり書いていますね。

くじアンでは会長が好きです

げんしけんを読み終えた時、一巻を読み終えた時には笑っていたのに最後まで読んで少し疲れた感じになりました。長い物語を読んだときのような。もちろん面白かったんですけど、それは話の厚みが最初の方と比べて作中の年月とともに増えているからかなと。笑えるギャグがありながらもシリアスなシーンも増えてます。まぁ現実の大学生もほぼそうなるんですけど。げんしけん二代目があるのは知っていますがもう少し間を空けてパワーを取り戻してから読むことになりそうです。

*1:もう一つ話中に挟まる解説で好きなのはくじアンの格ゲーにおける持ちキャラと性能紹介、別にそこまで格ゲーに造詣が深い訳では無いです

*2:そんなもので括られてはいけない気もしますが感想ということで許してください

ガンダムZZを見終わりまして感想

機動戦士ガンダムZZ 公式サイト

ガンダムZZ全部見ました!3クール以上の作品を普段見ないので長かったな〜とも思うし割と一気に見る時が多かったのでもう数話あってもよかったな〜ってとこもあったり。

前回のプルかわいい!から一転、プル死んじゃうじゃん..これは流石にマジかよ案件ですね。

公式サイトに映っているのはプルツーだとでもいうつもりか?

まぁ全然プルツーのことは嫌いじゃ無いですけどね。コア3で少女を助けたりしてるし悪に染まりきれなかったプルツーではある。なんなら戦えてるシーンのが少ないし。

それでもプルとプルツーは別人だろって話です。

これに関してはジュドーがその後ほとんどプルに触れなかったのも嫌い。

お前プルが兄弟同然みたいな話してたやん、もっと悲しんであげてくれ。それでプルツーはプルがいたおかげで分かり合えてるということをもっとわかってくれ。

それはそうとプルのラストはめちゃくちゃかっこいいので好きです。

解体されかけてるキュベレイサイコガンダムと戦うプル、献身的でかっこいい、好き。そして敵に回っているプルツーもまた悪の自分って感じでかっこいいです。

36話「重力下のプルツー」全話で一番いいので是非見てくれ

好きな話数の話をしたら次は好きなMSでしょうか。特に面白くない人間なのでここは順張り。

はい、ハマーン様の白いキュベレイです。少しゲーム補正入っちゃってるかもしれない。本編だと謎のスポーツマンシップでファンネルあんまり出さないから...

それでもキュベレイ自体の異形でありながら完成されたデザインとハマーンカラーが似合ってて好きです。

話をストーリーに戻しましょう。

最後の最後(47話)と知っていたけど戦争は全然起きないので逆に終わるのか?とヒヤヒヤした。ハマーン様41話でまだジュドーを勧誘してるからね。まぁ47話でも勧誘するんだが。

サラサさんやエマリー艦長、マシュマー様も出てくるし、キャラスーンも復活するのでだいぶ賑やかになりますが、どんどん死んでいきます。最後の数話くらいは1話一人死んでるんじゃないかってくらい死ぬのでやっぱ戦争を描いた作品だなぁってなります。後半生きてられるかどうかが大事なのだ。

そして戦争は反旗を翻したグレミーハマーンの戦争になって、気づいたらアーガマは観戦者(知ってる人は助けに行く)になってた。プルツーをグレミーから解放したのもその一環です。

その時のジュドーとグレミー大義についての話し合いは結構好きだったりする。最初期にはなかった戦う理由を答えられるようになったジュドー。まぁグレミー側の意見は初代からの因縁を知らないとそんなに受け入れられないです。世代をいくつも超えると記憶は存在するけど憎しみが薄くなることと似てる(似てない)最後はルールカに殺されたので悔いはなかった?

逆にハマーン様との言い合いは初見でよくわかんなかった。体がどうとかなんとかいってた気はする。ガンダムってボス戦の途中でそれぞれが理由を言い合うからあんまり入ってこないんじゃないか?理解してる方々は何度も見ているのでしょう。

思ったよりも終盤、畳みかけるように終わった気がしないでも無いですがこれはこれでいいペース配分な気もする。あんまり悲しい話が続くのも悲しいし。

でも最後のエピローグ的なとこはもうちょっと解説欲しかったり。なんでルールカと一緒に行くのかしら。ビーチャとエルがそんなに仲良くなったのかもよく見えない。でもカミーユがファと仲良くしてる世界線に戻れて俺は嬉しいよ。

ついでですが、リィナ生きてましたね。生きてるとは思わずジュドーが相当やばい状態になったんだと思いました。ニュータイプは感じられるといっても死者のことまで感じてしまうのでジュドーはどこで確信したんだろう??